「海の学校」をプロサーファー堀口真平が語る!

2012/09/17 更新

先日、9月2日に葉山大浜海岸で行われた「洋之介ファンフェスタVOL.4森下仁丹」

途中スコールに見舞われる天気の中、スタッフ、マリンスポーツ体験、一般来場者で約1000人もの人々が集まるイベントとなった。

「海の学校」が主体となり年々盛り上がりをみせるこのイベントについて西山千草がナビゲート!

 

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まずはイベントの主催者・佐久間泰介に「洋之介ファンフェスタ」について尋ねた。

 

千 草  「洋之介ファンフェスタ」の発端や主旨について聞かせてほしいな。

 

泰 介  僕の兄貴・洋之介は25歳の若さで葉山の海で水難事故で亡くなってしまったんです。

彼が生前言っていたことは「海が汚れている、テトラポットが日本は多すぎる。」それについて真剣に悩んでいました。

そして「そういう保全活動を今後やっていきたい、あとは海の学校を作りたい。子供たちに素晴らしい自然を残していきたい。」と言っていました。

しかし事故でできなくなってしまったので、かわりに僕がその遺志を受け継いで活動をしています。

僕らは葉山の素晴らしい環境で育って、僕も兄貴も含めていろんな海外の海に行って、いろんな素晴らしい海もみてきたんだけど、やっぱり葉山が一番素晴らしかったっていうのもあって、やっぱり自分達の得たノウハウ、サーフィンのこと、海のこと、潜りのこと、カヤックのこと、風のこと・・・そういうのを葉山町だったり子供たちに還元していきたいという思いから「洋之介ファンフェスタ」というのをスタートして今回4年目になります。

 

 

故・佐久間洋之介は、かつて、千草とハワイノースショアのビッグウェーブを一緒に攻めたり、ハワイでの生活を共にした仲間であり戦友。そして同じく仲間であり兄弟のような存在でもある、プロサーファー堀口真平がいる。

彼らが核となり、そして多くのボランティアスタッフが一緒になって「海の学校」の活動を行っている。

洋之介ファンフェスタ海の学校

 

▲ (左)佐久間泰介 (右)堀口真平

佐久間兄弟の父・浩さんが描いた「洋之介ファンフェスタ」のイラストを囲んで

 

千 草  「海の学校」の活動について真平くんの言葉で紹介してください。

 

真 平  そもそもの発端が海の意思を伝えようっていうことなんで、僕らがサーフィンを通じて感じていること、プロサーファーとしてとして活動させてもらっていて感じたことを伝えられるような場所。

言葉で言っても難しいから、見てやってもらったほうが"百聞は一見に如かず"なんで 子供らを海に入れてしまおうぜっ!てことなんだ。 それが「海の学校」。

 

堀口真平西山千草

 ▲(左)堀口真平 (右)西山千草

「洋之介ファンフェスタ」の会場となった、とても美しいロケーション葉山・大浜海岸

 

千 草  そしてそのスペシャルが「洋之介ファンフェスタ」って感じかな。

 

真 平  海の遊びはサーフィンだけじゃない、シーカヤック、カヌー、サバニ・・・

名前の通り「洋之介ファンフェスタ」というのは、洋之介くんという方がおって、彼の遺志を伝えていこうって。

彼もプロサーファーなんだけど、僕以上にウォーターマンで漁とか船系、にかなり強かった。

そういう部分を含めた遺志を継ぐって意味でカヌーだったり、シーカヤックだったりを含めたイベントになっている。


 

千 草  弟の泰介くんが葉山の場所で受け継いでやって行こうって中心になって動いているんだよね。

 

真 平  そう。まずはホームから盛り上げていこうって。湘南はマリンスポーツの発祥の地って思うし、そういうイメージがある。

特に葉山はサーフィンだけじゃなく、港があったり、自然が豊富で、海に近い町だと思う。そういう場所でイベントをやっていくのは、ルーツがしっかりしているという意味でもとても良いと思っている。

 

千 草  今後はさらに活動の輪を広げていきたいよね。

 

真 平  もっとローカルサーファーにどういうことをやっているかを解ってもらって参加してほしい。

地元密着でやっていきたい。今回は鎌倉の中村竜くんや、JPSAの試合の帰りに仙台の松岡慧斗プロが手伝いに来てくれたり、来れる人が自分の気持ちで近くにいるからやろうって・・。

地元密着じゃないと広がっていかない。「海の学校」っていうのはこういうことをやっているんだって理解をしてもらいたい。

 

千 草  スタッフの垣根が低いってことを知ってもらえたら・・。

一回だけでも顔を出す感じで参加してもらえたら広がっていくんじゃないかな。

 

真 平  親子参加者についても、僕らが手助けをして難しいところを簡単に教える場なんで、ハードル高いものじゃない。気軽に来てもらえればいいんじゃないかな。

 

千 草  救命救急やライフセービングの人が協力してくれたり、とにかく安全面を徹底してやろうというのを第一でやっているよね。3.4歳くらいの子も波打ち際の砂遊びから始める感覚で来てくれてOK。

 

真 平  「海の学校」の活動を通して、どうやって海に"ありがとう"っていうの?ってそのスタンスの背中を見せたい。どういうことをしているの?どういうことを感じてサーフィンしているの?ってことを伝えられたら、自然と広がっていくと思っている。

 

千 草  全く同感。言葉よりも感じてもらうことが大事だと思っている。体験して楽しくて「ありがとう、海」って思って帰ってくれたら!

 

 

次回、「海の学校」は10/7(日) 湘南・鵠沼海岸にて

「湘南海岸公園まつりVol.3」 + [Shonan UmiGaku Festa 2012」として開催! 

 

「海の学校」HP

http://www008.upp.so-net.ne.jp/umi-no-gakko/aim/aim.html

 

 堀口真平プロサーファー

 

 

堀口真平

 

プロサーファー

サーフィン歴21年。プロ歴8年。ビッグウェーバーとして、海の活動家として様々なメディアから注目の日本屈指のプロサーファー。ハワイ、タヒチ、沖縄、日本各地の波を追いかけながらエンドレスサマーのライフスタイルを送る。プロサーファーとしての意思を世の中へアピールし多くの人々の支持を得ている。

スポンサーはビラボン、ロックダンス、なみある?、Manneken、Def Techなど。

 

 

 

 

 

 

 

西山千草プロボディボーダー

 

 

西山千草

 

プロボディーボーダー

1998年ハワイパイプラインのコンテストで賞金を手にしてこの年プロとして活動を開始。 2003年にはタヒチで行われた世界大会で3位入賞し、世界ツアー年間ランキング7位をマーク。波を求めて世界各国を飛び回るビックウェーバーとして有名。

2008年に男の子、昨年9月に女の子を出産し二児の母親となる。

スポンサーはムラサキスポーツ、ビラボン、ショーニーボディーボード、kustom、セキノレーシングスポーツ、波通など。

 

 

 

 

佐久間泰介葉山サーファー

 

 

 

 

佐久間泰介

 

サーファー / 「洋之介ファンフェスタ」主催

サーフィン歴16年の葉山出身のビッグウェーバー。メキシコ、ハワイノースショアでのサーフィン修行ののち地元葉山でその魅力を伝える活動を続けている。2006年に兄の遺志をを継いで仲間らと「海の学校プロジェクト」を立ち上げ、2009年からは「洋之介ファンフェスタ」を主催。

 

 

 

 

 

 

 



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